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2020年を振り返る個人GOTY:IGN JAPAN 今井晋、隘路に入ったAAAと中堅作品の検討

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ゲーマーは同じ夢を見続けることができるのか?
IGN JAPAN編集部では常連ライターも含めて、毎年、印象に残ったゲーム(たまに映画とかドラマもあり)を最大10本まで発表してもらい、1年を振り返ってもらう。トップバッターはIGN JAPANの副編集長の今井。


新型コロナウイルス、アメリカのBLMに大統領選挙、東アジアや中東の情勢不安、EUの結束の崩壊など、2020年はあたかも小島秀夫が『DEATH STRANDING』で描いたような世界に近づきつつある。ただしその中ではゲームは人々に希望を与え、産業としても発展しているようだ。

とはいえ、今年のゲームを振り返ってみると、AAA作品に関するトラブルは多かったように思える。賛否両論となった『The Last of Us Part II』、『アサシン クリード ヴァルハラ』における表現の規制の不透明さ、『サイバーパンク2077』の現行機の品質など。これらが表すのは、ビデオゲームを愛好するゲーマーたちが共通した夢を持てなくなったことではないだろうか。ゲーマーといってもあまりにも多様なその集団が理想のゲームというビジョンを共有するのは、徐々に困難になっており、金銭を湯水の如く投じたプロジェクトに対しても様々な観点から不満は続出する。


他方、ニッチなジャンルの中堅タイトルや高品質のインディーゲームは相対的に今年は輝いていた。個人的にはPCで遊んでいる『サイバーパンク2077』に敵うゲームは存在しないが……。

  1. 『サイバーパンク2077』
  2. 『Desperados III』
  3. 『One Step From Eden』
  4. 『天穂のサクナヒメ』
  5. 『Ghostrunner』
  6. 『Half-Life: Alyx』
  7. 『ブリガンダイン ルーナジア戦記』
  8. 『Chicken Police』
  9. 『XCOM: チーム・キメラ』
  10. 『Ghost of Tsushima』

『サイバーパンク2077』を別にすると、『Desperados III』の完成度は半端なかった。練られたレベルデザイン、親切なUIやリザルト、そして歴史に残るエンディング。リアルタイムタクティクスというジャンルがマイナーゆえに過小評価されているが、間違いなく歴史に残る傑作だ。

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